図南木材株式会社企業型拠出年金制度説明会後の質問事項

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2024年12月

※2024年12月現在での回答になります

Q：デメリットで住宅ローンの借入額に影響があるとはどういうことでしょうか。

A：御社のDC制度は【　会社掛金　＋　個人の選択金　】となっています。

その中の【　個人の選択金　】が該当する話になります。

例）現在額面給与25万円の方が1万円の選択をする場合、年収が以下の②になります。

①25万円　×　12ヶ月　＝　300万円

②24万円　×　12ヶ月　＝　288万円

銀行にてこの　年収　×　何倍　＝　借入限度額　と計算されることが多いかと思われますので、若干ですが、借入の限度額が低くなる可能性があります。

金融機関によって違いますが、借入限度額が、年収の9倍とされている場合。

300万　×　9　＝　2700万

288万　×　9　＝　2592万

このように借入限度額に差が出る可能性があります。

Q：業務委託の野村証券に不安を感じています。委託先の変更は可能でしょうか。

A：あいおい社の業務委託先の野村証券を変更することは出来ません。相当な事案が生じあいおい社が変更しますと言わない限りにおいてですが。

正確には、野村証券のシステムを使用はしておりますが、実際の資産管理機関は野村信託銀行となっております。

Q：掛金は途中いつでも金額の変更は可能ですか。

A：掛金変更は導入企業ごとにルールを設けることが可能ですが、システム上、毎月20日までにDC担当者に申し出ることで、翌月の拠出額が変更できます。

※20日までに担当者へ、25日までに担当者からクロスヘッドへ変更ファイル添付メール送信の流れとなります。

Q：選べる商品は1つだけですか。複数選べますか。

A：現在25種類の運用商品から複数の商品を選択ができます。

例）①に30%　②に20％　⑩に50％　のように合計100％になるようにWEB上にて指示が可能です。

Q：10,000円の掛金(等級の差)で厚生年金はどれくらい減りますか(今後20年位にかけて)

A：まず、厚生年金保険料（等級）についてですが、額面給与が25万円以上～27万円未満の方は同じ厚生年金保険料を払っています。

この保険料が変わることで厚生年金の受給額が変わってきます。

26.5万円の方が25.5万円に落としても同じ厚生年金保険料なので、受給額に影響はありません。

但し、社会保険料部分の税優遇効果もなく、住民税、所得税の優遇のみとなってしまいます。（この状態では、口座維持費を会社が払ってくれる、お得なiDeCoというイメージです）

例）40歳の方が額面給与30万の場合（今後20年間額面給与が変わらない前提です）

1万円の選択金

社会保険料等級ダウンなし、厚生年金受給年額変更なし、年間税優遇効果 1.3万円ほど

1.1万円の選択金

社会保険料等級1等級ダウン、厚生年金受給年額約△2.6万、年間税優遇効果 4.5万円ほど

詳しくは専用DCページにてシミュレーションをされてみてください。

とてもシビアな部分がありますので、掛金の決定については必ず、個人の意思、責任のもと決定ください。また、少し余裕をもって行うことをお勧めします。以下はR6年度の鹿児島の社会保険料表です。